1:まとめさん2023/10/14(土) 17:11:10 ID:7TkuL9YK0●

日本特殊合金（愛知県蒲郡市、中原良社長）は、従来の超硬合金に微粒の炭窒化チタンを均一に配置して硬度、摩耗性を大幅に高めた「SCPT合金」を開発し、サンプル出荷を始めた。
チタン系材料を添加した超硬合金を窒素気流中で焼結することで均一配置を実現した。ドリル工具なら、寿命が通常の超硬合金の1・9倍に延長できるという。今後、金型素材用にも用途を拡大する。

【写真】レアメタル9割減らしたすごい新合金

タングステンの超硬合金の硬度を上げる場合には炭化バナジウムを添加するのが一般的だが、日本特殊合金は超微粒の炭窒化チタンと炭化クロムを複合して焼結。これにより、微粒チタンの均一配置に成功し、大幅な性能向上を達成した。

同社の社内評価によると、SCPT合金の抗折力は通常の超硬合金比25％増、耐摩耗性は同35％増となった。
エンドミル、インサート（刃先交換チップ）、ドリルなど4種類の工具にして評価したところ、寿命はインサートで2－3倍、ドリルは1・9倍の結果が得られた。

現在、工具メーカーにサンプル出荷しており、評価実験を重ねている。併せて、社内では金型の素材として開発を進めており、摩耗量が大幅に低減したことも確認した。粉末成形用の需要を見込む。

既に本社工場で月間200キログラムの生産体制を確保した。工具、金型素材として早ければ2023年内にも販売にこぎ着け、生産能力の上乗せも検討する。価格は従来の超硬合金の1・5－2倍となる見込み。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c05e7002b9ff7d28e328c4e53606f20b886b49

26:まとめさん2023/10/14(土) 17:25:52 ID:/0/wcbRc0

価格が1.9倍以下なら凄い

38:まとめさん2023/10/14(土) 17:35:46 ID:3+8B90wt0

包丁作ったらZDP189よりすごいのできる？

113:まとめさん2023/10/14(土) 20:39:59 ID:BsP16C3f0

>>38
重いし欠けやすいゴミ包丁になるぞ

40:まとめさん2023/10/14(土) 17:36:01 ID:ihydYFzj0

超硬合金研究開発の世界って楽しそう
こういうので戦車の装甲作ったら良いのかな？

46:まとめさん2023/10/14(土) 17:43:04 ID:sPcxCbKs0

>>40
今の戦車装甲は硬度より耐熱温度の方が重要だからな。
HEAT弾なんて、どんなに硬い装甲でも熱で溶かしちゃうから、装甲の間にセラミックを入れてるわけで。

52:まとめさん2023/10/14(土) 17:54:32 ID:k/HAp92P0

無知ですまんが
こういうのって耐久性はどんな硬さの物に使っても同じ比率で耐久性が増すの？
例えば、金属に穴を開ける時に耐久力２倍なら木材ならほぼ消耗しないから耐久力１０倍以上とかにならない？

64:まとめさん2023/10/14(土) 18:20:05 ID:+muHqDDI0

>>52
実験時の条件は合わせるからその仮定は意味が無い
条件が違う数字を出しても、馬鹿にされるだけだ

で、例えば「条件が違えば良い成績を出す」のであれば、そちらを強みとして売り出しするよ
今までと比較しなくても、長所が有るのならそれはセールスポイントになる
まぁ今回は『今までと比較して』だろうし、あまりその想定は気にする必要は無いよ

58:まとめさん2023/10/14(土) 18:12:56 ID:1wriGUyA0

価格二倍じゃ従来寿命品二個買ったってランニングコスト同じ

62:まとめさん2023/10/14(土) 18:15:28 ID:FPw0Tp0U0

>>58
電動ドリルの耐久期間がのびたり刃先やブラシ交換の手間が減るのでは？

106:まとめさん2023/10/14(土) 20:18:31 ID:OZFi2AuI0

結局、値段も高くなるから、高いのを長く使うより安いのを使い捨てにしたほうがよいのでは？

109:まとめさん2023/10/14(土) 20:30:35 ID:V3O7eHfC0

>>106
上でも指摘されてるが工場で大量生産する場合は刃物の交換時間を減らしたい
それに刃物の切れ味がーとかずっと心配するのも面倒なのよな

まぁ、製造中はチェックせなならんのは変わらんのだけど

129:まとめさん2023/10/14(土) 21:30:59 ID:ZaG5/2o40

材料系は、日本は強いな

配信元：https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1697271070